小説家いしいしんじが、荒井良二の「旅する門」にまつわる掌編小説を書き、ギャラリーに次々と貼りだしていく。「問」「聞」「闇」「開」「関」…。テキストは持ち帰り可能。(文翔館3階ギャラリー)
いしいしんじ/小説家
1966年大阪生まれ。京都大学文学部仏文学科卒。1996年、短篇集『とーきょーいしいあるき』、2000年、初の長篇『ぶらんこ乗り』刊行。おもな小説に『トリツカレ男』(2001)、『麦ふみクーツェ』(2003、坪田譲治文学賞受賞)、『プラネタリウムのふたご』(2004)、『ポーの話』(2005)、『みずうみ』(2007)、『四とそれ以上の国』(2008)、『ある一日』(2012、織田作之助賞受賞)、『その場小説』(2012)など。 エッセイに『いしいしんじのごはん日記』(1~3)、『熊にみえて熊じゃない』、『遠い足の話』など。現在、京都在住。最新刊に『そのように見えた』、『京都ごはん日記』を出版。