ひじおりの灯2014

Hijiorinohi 2014
湯治場プロジェクト

2007年に開湯1200年を迎えた肘折温泉(大蔵村肘折地区)と東北芸術工科大学が協力して開催し続けているアートプロジェクト(2014年で第8回目を迎える)。春の温泉街で学生たちが滞在制作をおこない、半年をかけて34個の灯籠絵を制作し、夏の温泉街で展示する。古くから守られてきた、肘折の自然や文化、湯とともに生きる人々の暮らしから、さまざまな「肘折物語」が八角形の灯籠に描かれる。近年では、地元の青年団による屋台、「ひじおり黒」を通じて、夜の温泉街での交流が生まれ、肘折温泉の夏の風物詩となっている。