坂本大三郎

古代東北の一大霊場として栄えた「瀧山」。僧侶や山伏たちが坊舎を建て一団を形成するも、鎌倉時代に突如、表舞台から姿を消す。いにしえの山々に分け入り、芸能やモノづくりを通して、忘れられた山・自然と人との交わりの復活を夢想する山伏、坂本大三郎の実践を紹介。(文翔館3階ギャラリー)

 

坂本大三郎/イラストレーター
山伏 1975年千葉県生まれ。東京でイラストレーターとして活動していたが、30歳のときに山伏文化と出会い、以来、東北の山を拠点に「ものつくり」や「芸」をテーマに古くから伝わる生活の知恵や芸術・芸能の研究実践をおこなっている。著作に『山伏と僕』(2012・リトルモア)、『山伏ノート』(2013・技術評論社)がある。2012年より山形県大蔵村肘折温泉と西川町志津温泉にそれぞれ居を構える。