大分、東京、仙台、そして山形へ。日本各地で人々とともに様々な「門」をつくっていく、荒井良二のプロジェクト「旅する門」。大小さまざま、十数基の「旅する門」の終着点は、日本最古の石鳥居がたたずむ、作家の故郷・山形市。この門をくぐって、さあ、みちのおくへの旅をはじめよう。(文翔館3階ギャラリー・会議室)
荒井良二/アーティスト/絵本作家/芸術監督
1956年 山形県生まれ。1991年、『ユックリとジョジョニ』で世界的な絵本の新人賞、エズラ・ジャック・キーツ賞にノミネート。その後、『ルフランルフラン』で日本絵本賞を、『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を受賞。2005年にはアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞する。その他、ボローニャ国際児童図書展特別賞、小学館児童出版文化賞、講談社出版文化賞など受賞多数。 2010年と2012年に郷里の山形市で個展『荒井良二の山形じゃあにぃ』を開催する。