ブックトープトーク
〜街と本の幸福論

山形県立図書館を複合する文化施設「遊学館」で、6次元のナカムラクニオが1日限りの本のフェスを企画。寒河江市出身で「森岡書店」店主の森岡督行、『d design travel 山形』編集長の空閑理、山形市出身でエア書店「いか文庫」を営む粕川ゆき等、山形に縁ある本のプロと「山形×本」の可能性を語るトークやワークショップを開催。

開催日=9月10日[土]11:00〜21:00(開場10:30〜/入場無料・予約不要)
会場=遊学館
出演=ナカムラクニオ(6次元)、森岡督行(森岡書店)、空閑理(d design travel編集長)、粕川ゆき(いか文庫)、他

《プログラム》
①11:00~17:00|ブックマルシェ(本の市)+ペンギン文庫(移動書店)
②14:00~16:00|ゲストによるワークショップ(※参加希望者は13:40遊学館1Fロビー集合)
③19:00~20:30|スペシャルトーク「街と本の幸福論」

ナカムラクニオ /映像ディレクター。「6次元」店主。1971年東京都生まれ。荻窪のブックカフェ「6次元」店主。映像ディレクター。全国で実験的な読書会や小説のワークショップなど本にまつわるイベントを企画・運営している。著書に『人が集まる「つなぎ場」のつくり方~都市型茶室「6次元」の発想とは』(CCCメディアハウス)、『さんぽで感じる村上春樹』(ダイヤモンド社)、『パラレルキャリア』(晶文社)などがある。http://www.6jigen.com

森岡督行 /(もりおか・よしゆき)「森岡書店」店主。1974年山形県生まれ。「1冊の本を売る書店」がテーマの株式会社森岡書店代表。著書に『BOOKS ON JAPAN 1931-1972』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『荒野の古本屋』(晶文社)、『本と店主』(誠文堂新光社)等がある。『芸術新潮』や『花椿』(資生堂)を始めとするメディアにて連載・執筆を行っている。『工芸青花』(新潮社)編集委員。森岡書店のビジュアル・デザインが、ドイツのIFデザイン賞とイギリスのD&AD賞を受賞。

空閑理/(くが・おさむ)『d design travel』編集長。1983年、福岡県福岡市生まれ。武蔵野美術大学 造形学部 油絵科を卒業後、カイカイキキを経て、2010年にD&DEPARTMENTに入社。2009年にナガオカケンメイが創刊したトラベルガイド『d design travel』誌の、取材・執筆・編集など制作の全般と、関連の展覧会やイベントなどに関わる。2013年6月より同誌編集長。7月に最新19号「愛知号」が完成、現在「奈良号」を取材中。

粕川ゆき/(かすかわ・ゆき)エア本屋「いか文庫」店主。1978年山形市カスカワスポーツに生まれる。2000年宮城学院女子大学卒業。スポーツメーカー・ミズノ株式会社に7年勤務した後、ヴィレッジヴァンガードに転職し「本を売ること」の面白さに目覚める。2012年SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)に入社と同時期に「いか文庫」を始め、リアル書店員とエア本屋店主の二足のわらじ生活、5年目。http://www.ikabunko.com/