古くから〈市の街〉として栄えてきた山形市七日町界隈に、手仕事・農作物・アート・服・本の5つの市を立て、東北に根ざした活動をおこなうクリエイターや生産者を紹介する「市プロジェクト」。日曜日は、中山間地の廃校や、セルフリノベーションした元旅館などを拠点に活動するアーティストが集結し、七日町御殿堰の緑地に仮設の「芸術界隈」を出現させる。山形在住の気鋭アーティストから絵画や陶器の作品が直接買えるアートの市。
開催曜日:日曜10:00~17:00
会場:七日町御殿堰緑地
協力:halken LLP、ミサワクラス、工房森の月かげ、KUGURU、東北画は可能か?、Kohei Takata + Asami Fujikura、根本裕子
什器設計=井上貴詞
ディレクション:三瀬夏之介
(みせ・なつのすけ)日本画家。1973年奈良県生まれ。東北芸術工科大学教授。2009年VOCA賞受賞。作品は和紙と墨、金箔など日本画の素材を用いて大画面を構成し、伝統的な素材を用いつつも、現代性をもった大きなイメージとなっている。現在は東北地域における美術のあり方を問うプロジェクトを展開している。主な展覧会は、「MOTアニュアル2006 No Border「日本画」から/「日本画」へ」(2006・東京都現代美術館)、「Kami. Silence – Action 」(2009・ドレスデン州立美術館)他。http://www.natsunosuke.com/