みちのおくの食体験

山形ビエンナーレでは、山形で地域ごとに継承されている在来作物や郷土料理、新世代の料理人や生産者の活動をひろく伝えていくプロジェクトに取り組みます。旬を押さえた伝承野菜やブランド品種の果物をセレクトし、生産者のストーリーとともに紹介する「ふうどの市」(市プロジェクト)。江戸時代から続く和菓子の老舗「乃し梅本舗佐藤屋」八代目の佐藤慎太郎と山伏の坂本大三郎が創作する「みちのおくの芸術祭」の行事菓子。人が自然を食べるためにおこなうシンプルな行為「煮たり、炊いたり」を中心に、山形の素材をワンプレートで表現するとんがりビルの食堂「nitaki」など、食を「つくる人」たちによるプログラムにご期待ください。

写真上から/とんがりビルの食堂「nitaki」、フードデザイナーの中山晴奈、アカオニがパッケージデザインを手がけた「いなごふりかけ」(佐藤商店/真室川町)、坂本大三郎監修の菓子「きゃからばあ」パッケージ(デザイン=小板橋基希)、「乃し梅本舗佐藤屋」八代目佐藤慎太郎