山と街、人と人を
つなぐ本

小説家のいしいしんじさんや、詩人の吉増剛造さん、和合亮一さんなど、言葉の表現者も参加する山形ビエンナーレ2016。開催期間中はあちらこちらの会場で、朗読会や古本市、ブックカフェなど、「本」をツールにして街と人、人と人がゆるやかにつながる場や機会を創出します。

また、芸術監督が自ら県内の高校生たちと絵本をつくる「荒井センパイと絵本の学校」、街歩きのガイドブックを兼ねたナカムラクニオさん責任編集の小説集『ブックトープ山形』、野生動物をテーマにミロコマチコさんと市民が制作した立体絵本『あっちの目、こっちの目』など、クリエイターが市民とともに山形をじっくり取材した本×アートのプロジェクトで、山形ビエンナーレ2016開催テーマ「山は語る」を具現化します。

写真上から/ミロコマチコの立体絵本『あっちの目、こっちの目』、ナカムラクニオ+MAP LABO.『ブックトープ山形』と「山の本棚」、いしいしんじの「その場小説」ライブ風景(山形ビエンナーレ2014)、ナカムラクニオの「7次元」(ロゴデザイン=平野拓也)