国内外でドローイングの領域を拡張し続けるアーティスト鈴木ヒラク。「山びこ」プログラム(9/4)内で『Drawing Tube』を開催する。ゲストに詩人の吉増剛造を迎え、東北芸術工科大学本館のエントランスホールでドローイングパフォーマンスをおこなう。フィールド・レコーディングのように、白いロール紙に即興的に記録されていく、図像・言葉・時間・空間。2人のセッションの痕跡を、パフォーマンス終了後もそのまま保存・展示する。
展示タイトル=Drawing Tube
展示会場=東北芸術工科大学本館1Fエントランス
公開日・時間=9/4[日]以降は常設展示(無休)10:00~17:00
イベント=「Drawing Tube」鈴木ヒラク ドローイングパフォーマンス 9/4[日]14:30~16:00(ゲスト:吉増剛造)
(すずき・ひらく)アーティスト。1978年生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。“描く”という行為を主題に、平面・インスタレーション・壁画・映像・パフォーマンス・彫刻・写真など多岐にわたる制作を展開。時間や空間の生成と変容の方法として、ドローイングの領域を拡張し続けている。国内外で多数の展覧会を開催するほか、様々な音楽家とのセッションによるライブドローイング、またアニエス・ベーやコム・デ・ギャルソンといったファッションの領域とのコラボレーションも行う。著書に『GENGA』(河出書房新社)。 http://hirakusuzuki.com/