オープニングセレモニー&朗読会|あっちの目、こっちの目

朗読会

今年でちょうど創建100周年となる文翔館(旧山形県庁舎)。英国近世復興様式の建物は昭和59年に国の重要文化財に指定されている。大正時代の古き良き薫りを今に伝え、多くの市民に愛される旧県会議事堂に、山形ビエンナーレ参加アーティストが一同に集い、「みちのおくの芸術祭」の開幕を宣言する。次の百年に向けた新たな物語は、本芸術祭の開催テーマ「山は語る」に相応しく、ミロコマチコの山車絵本「あっちの目、こっちの目」の朗読からスタート。

開催日=9月3日[土]13:00〜14:00(開場12:30/入場無料・予約不要)
会場=文翔館議場ホール
出演=ミロコマチコ+EHON LABO.(安達奈緒子、荒川由衣、庄司亮一、高橋かおる、高橋美香、玉手りか、半澤青空、古田和子、是恒さくら)、芸術祭参加アーティスト
楽曲=白丸たくト

ミロコマチコ /

画家・絵本作家。1981年大阪府生まれ。個展やグループ展など、作品展示を全国各地で精力的に行い、伸びやかな作風で、動物や植物を生き生きと描き、注目を集める。2012年、『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)で、絵本デビュー。同作で2013年、第18回日本絵本賞大賞を受賞。他の絵本に『ぼくのふとんはうみでできている』(あかね書房)、『てつぞうはね』(ブロンズ新社)など。『オレときいろ』(WAVE出版)でブラティスラヴァ国際絵本原画展「金のりんご賞」受賞。他の著作に画文集『ホロホロチョウのよる』(港の人)、画集『けだらけ』(筑摩書房)など。http://www.mirocomachiko.com