スガノサカエさんを偲ぶ会+上映会

2016年春、惜しまれつつこの世を去った画家スガノサカエ。生前からスガノと深い親交を結び、展覧会をマネジメントしてきたhallken LLP(ハルケン)が、山形の人々に愛された画家を偲び、その思い出を語り合う会をひらく。日記のように描いてきたスガノの姿を収めた、スガノの息子(菅野慧)が撮影したドキュメンタリー映像を上映。

開催日=9月17日[土]19:00〜22:00(フード&ドリンクはキャッシュオン形式)
会場=BOTA coffee & BOTA theater
企画=halken LLP

スガノサカエ /

画家。1947年山形県生まれ。早朝から魚市場で働き、午後に制作をおこなう生活を長く続けた。60歳を過ぎ市場を退職した後も、自宅の居間をアトリエに、ちゃぶ台をとりまく植木、ラジカセから流れる音、窓から覗く山々や国道がモチーフとなり、身近な事象の中から独自の世界観を拡張した。自身の作品を平面立体問わず「図画」と呼ぶように、技術的な行程にとらわれない直截的な制作姿勢がスガノの作品の特徴ともいえる。近年の展覧会に 「hello everybody!」(2010・十和田市現代美術館)、「山をなぞる trace the life」(2014・やまがた藝術学舎)がある。2016年4月25日永眠。享年70歳。