絵本作家の荒井良二と音楽家の野村誠が、本芸術祭の中心エリアを飛び出して、県内各地に出張ビエンナーレの旅(じゃあにぃ)に出る。最上川の畔にある村山市の元温泉施設では、音頭ならぬ「村山温度」、明治期に建てられた新庄市の旧養蚕試験場では、蚕と懐古をかけて「かいこ趣味」。駄洒落をくりだしつつ、地元の若者たちやお客さんとともにつくりあげる、筋書きなしの即興ライブプログラム。
kitokitoMarche&kitokito環境芸術祭2016とのタイアップ企画です。当日は、前日(9/18)開催するkitokitoMarcheからの出店の他、kitokito環境芸術祭の作品展示も行っています。
※申込受付を締め切りました。
「新庄じゃあにぃ〈かいこ趣味〉」
開催日=9月19日[月・祝]
時間=13:30〜15:00(開場13:00・整理券配布12:00〜)
会場=新庄市エコロジーガーデン「原蚕の杜」旧第4蚕室(山形県新庄市十日町6000-1)施設詳細
駐車場=無料大型駐車場あり
出演=荒井良二(アーティスト/絵本作家)、野村誠(作曲家/鍵ハモ・ピアノ奏者/共同作曲実践者)
企画協力=新庄市エコロジーガーデン、kitokitoMarche
当日は、kitokitoMarche(9/18開催)からの出店の他、kitokito環境芸術祭2016の作品展示も行っています。http://kito-kito.tumblr.com/
チケット:
【当日チケット】500円(保険代+1ドリンク)
【事前予約チケット】1,500円(保険代+1ドリンク+kitokitoセット※)
チケット予約=
メール件名を「新庄じゃあにぃ事前予約」とし、お名前、人数、電話番号を明記のうえ、下記アドレスに送信してください。
【予約アドレス】biennale@aga.tuad.ac.jp
(あらい・りょうじ)アーティスト・絵本作家。1956年山形県生まれ。1990年に処女作『MELODY』を発表以来、数々の絵本、挿画を手掛ける。2005年には児童文学賞の最高峰アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞、日本を代表する絵本作家として国内外で活躍。絵本『あさになったので まどをあけますよ』で2012年に第59回産経児童出版文化賞大賞を受賞。2010年と2012年に郷里の山形市で個展『荒井良二の山形じゃあにぃ』を開催。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」芸術監督。
(のむら・まこと)作曲家・鍵ハモ・ピアノ奏者・共同作曲実践者。1968年名古屋生まれ。8歳より独学で作曲を始める。90年に即興演奏をベースに共同作曲するバンドpou-fouを結成、Sony Music EntertainmentのNEW ARTISTS AUDITIONグランプリを受賞し、92年CD「Bird Chase」をリリース。JCC ART AWARDS現代音楽部門最優秀賞(1996)、第1回アサヒビール芸術賞(2003)受賞。著書に『音楽ってどうやるの』『即興演奏ってどうやるの』(あおぞら音楽社)、『老人ホームに音楽がひびく』(晶文社)、『音・リズム・からだ』(民衆社)、『音楽づくりのヒント』(音楽之友社)等など。http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/(野村誠の作曲日記)