芸術や芸能の発生や民間信仰に関心を持ち、とんがりビルの「十三時」を拠点にフィールドワークや執筆、造形表現をおこなっている山伏の坂本大三郎。「絵解きナイト」では、坂本が旅のなかで出会ったモノや学んだ技術、触れてきた信仰や地域文化を日替わりで紹介しながら、自然や土地の読み方について語る。
第3夜|9月16日[金]18:30~20:00 (予約不要・入場無料)
「於竹大日如来ご開帳」
羽黒山荒澤寺正善院副住職・長南弘道、長南慈恵 × 熊野山和光院副住職・和田晃尚 × 坂本大三郎
江戸時代に庶民から生き仏として爆発的な信仰を集めた一人の女性がいた。彼女の名前は於竹といい、その生き様から於竹大日如来とあがめられた。今年羽黒山では江戸時代以来はじめて於竹大日如来のご開帳がおこなわれる。於竹さんとは何者だったのかを知ることで、山伏の文化、神仏和合の日本文化が見えてくる。
開催日=9月16日[金]18:30~20:00 (予約不要・入場無料)
会場=とんがりビル2F「サンデーブース」〒990-0042 山形県山形市七日町2丁目7-23 とんがりビル2階
主催=東北芸術工科大学
共催=株式会社マルアール
協力=サンデーブース
問合せ=023-627-2091、biennale@aga.tuad.ac.jp(東北芸術工科大学 山形ビエンナーレ事務局)工科大学 山形ビエンナーレ事務局)
(みせ・なつのすけ)日本画家。1973年奈良県生まれ。東北芸術工科大学教授。2009年VOCA賞受賞。作品は和紙と墨、金箔など日本画の素材を用いて大画面を構成し、伝統的な素材を用いつつも、現代性をもった大きなイメージとなっている。現在は東北地域における美術のあり方を問うプロジェクトを展開している。主な展覧会は、「MOTアニュアル2006 No Border「日本画」から/「日本画」へ」(2006・東京都現代美術館)、「Kami. Silence – Action 」(2009・ドレスデン州立美術館)他。http://www.natsunosuke.com/