• 絵本〈山のヨーナ〉の構想ノート
  • 〈荒井良二と野村誠の山形じゃあにぃ〉2015年、文翔館議場ホール
  • 荒井良二×寺尾紗穂〈山姥のいるところにて〉2016年
  • 荒井良二×いしいしんじ〈本をひらき 門をとじる〉2014年

即興ライブ | 山のヨーナ 荒井良二+寺尾紗穂

朗読・音楽

山形ビエンナーレの芸術監督で絵本作家の荒井良二が、自身のインスタレーション〈山のヨーナ〉の物語世界で、親交のある芸術家たちと繰り広げる筋書きなし&観客参加型の即興ライブパフォーマンス!

開催日=2018年9月8日[土]、15日[土]、24[月祝](入場無料/申込不要)
会場=文翔館 議場ホール

出演=荒井良二、野村誠(作曲家・鍵ハモ・ピアノ奏者)、寺尾紗穂(シンガーソングライター・エッセイスト)、いしいしんじ(小説家)
舞台美術=荒井良二
席種=全席自由

●プログラム
9/8[土]16:00〜17:30|荒井良二+野村誠
9/15[土]16:00〜17:30|荒井良二+寺尾紗穂
9/24[月祝]14:00〜15:30|荒井良二+いしいしんじ

荒井良二(Ryoji Arai)/アーティスト・絵本作家。1956年山形県生まれ。1990年に処女作『MELODY』を発表以来、数々の絵本、挿画を手掛ける。2005年には児童文学賞の最高峰アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞、日本を代表する絵本作家として国内外で活躍。絵本『あさになったので まどをあけますよ』で2012年に第59回産経児童出版文化賞大賞を受賞。2010年と2012年に郷里の山形市で個展「荒井良二の山形じゃあにぃ」を開催。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」芸術監督。

野村誠(Makoto Nomura)/作曲家、ピアニスト。1968年名古屋生まれ。NHKテレビ番組「あいのて」を監修した際、荒井良二と出会う。日本相撲聞芸術作曲家協議会理事。日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。世界各地で鍵盤ハーモニカを奏で、その魅力を伝える。今年は、i-dArt(香港)に3ヶ月滞在制作。著書に『即興演奏ってどうやるの』(あおぞら音楽社)、『音楽の未来を作曲する』(晶文社)、CDに『瓦の音楽』(淡路島アートセンター)、『ノムラノピアノ』(とんつーレコード)などがある。

寺尾紗穂(Saho Terao)/シンガーソングライター、エッセイスト。1981年11月7日東京生まれ。 2007年のアルバム「御身」が各方面で話題になり,坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。大林宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督作品「0.5ミリ」、中村真夕監督作品「ナオトひとりっきり」など主題歌の提供も多い。2015年アルバム「楕円の夢」を発表。路上生活経験者による舞踏グループ、ソケリッサとの全国13箇所をまわる「楕円の夢ツアー」を行う他、2010年より毎年青山梅窓院にてビッグイシューを応援する音楽イベント「りんりんふぇす」を主催。アルバム「わたしの好きなわらべうた」では、日本各地で消えつつあるわらべうたの名曲を発掘、独自のアレンジを試みて、「ミュージックマガジン」誌の「ニッポンの新しいローカル・ミュージック」に選出された。 2017年「たよりないもののために」を発表。著書に『評伝 川島芳子』(文春新書)、『原発労働者』(講談社現代新書)、『南洋と私』(リトルモア)、「あのころのパラオをさがして」(集英社)、エッセイ集『音楽のまわり』など。

いしいしんじ(Shinji Ishii)/小説家。1966年大阪府生まれ。京都大学文学部仏文学科卒。2000年に初の長篇『ぶらんこ乗り』刊行。おもな小説に『トリツカレ男』(2001)、『麦ふみクーツェ』(2003、坪田譲治文学賞受賞)、『プラネタリウムのふたご』(2004)、『ポーの話』(2005)、『みずうみ』(2007)、『四とそれ以上の国』(2008)、『ある一日』(2012、織田作之助賞受賞)など。 エッセイに『いしいしんじのごはん日記』(1~3)、『熊にみえて熊じゃない』、『遠い足の話』など。2015年に刊行した『悪声』で第4回 河合隼雄物語賞を受賞。京都在住。