山形ビエンナーレ2020 演劇映像『ファウスト』第二幕 窓

ゲッコーパレード
『ファウスト』

9月16日(金)
9月17日(土)
9月18日(日)
9月19日(月)
16:30−17:45
ゲッコーパレード
E文翔館
議場ホール・前庭
ライブパフォーマンス

『ファウスト』は18-19世紀を生きた大文豪ゲーテにより60年もの歳月をかけて、中世ドイツより伝わる「ファウスト伝説」をもとに執筆された超長編戯曲です。私たちにとって遠い時代や土地のお話のように思われるこの『ファウスト』の物語ですが、ここには私たち現代人と、時には難しいバランスの中で成り立っている文明との関係を予感させる描写がたくさん込められています。

あるものは知識の限界を感じ、悪魔と契約してこの世のあらゆる経験を追い求めます。
あるものは研究のため古文書の中に身を潜め、俗世から距離を置こうとします。
あるものは昔ながらの教えを守り、慎ましやかで信心深い生活を送ります。
あるものは人とは違った形で生じた自分の命に、答えを見つけるための旅に出ます。

「いのち」をテーマに掲げる芸術祭で、大昔の「伝説」が現れる展示空間で、山形の「近代化」を象徴する建物で、ゲッコーパレードはこの『ファウスト』を上演することにしました。

この公演は観客のみなさんに、登場人物たちと一緒に会場を移動する形で鑑賞していただく移動型演劇です。上演の前半は文翔館議場ホール前庭を舞台に、野外劇として『ファウスト』第一部の物語を描きます。後半はいよいよ議場ホールに入り《現代山形考 ~藻が湖伝説~》の展示を舞台に登場人物たちが『ファウスト』第二部でそれぞれの結末を迎えるまでを上演します。
ぜひ上演に立ち会い、議場ホールと藻が湖伝説の上に現れる『ファウスト』の世界を体験ください。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

作=J.W.ゲーテ
演出=黒田瑞仁
出演
ファウスト博士=崎田ゆかり
弟子ワーグナー=林純平
町娘グレートヒェン=永山香月
ホムンクルス=宮本悠加
悪魔メフィストフェレス=ヤマガタダイカイギュウ(深井聡一郎《動物考 ─ヤマガタダイカイギュウ》)
衣装=YUMIKA MORI
舞台オペレーション=市松
広報ビジュアル、現地コーディネーター=石原葉

現代山形考
山形が海の下だったヤマガタダイカイギュウの時代から、ポストコロナの未来までを夢想し、ありえたかもしれない世界を夢想するプロジェクト「現代山形考」が始まります。会場には歴史的文化財から現代アート作品までが所狭しと並びます。さぁ、水の記憶を巡る旅に出かけましょう。

『ファウスト』は18-19世紀を生きた大文豪ゲーテにより60年もの歳月をかけて、中世ドイツより伝わる「ファウスト伝説」をもとに執筆された超長編戯曲です。私たちにとって遠い時代や土地のお話のように思われるこの『ファウスト』の物語ですが、ここには私たち現代人と、時には難しいバランスの中で成り立っている文明との関係を予感させる描写がたくさん込められています。

あるものは知識の限界を感じ、悪魔と契約してこの世のあらゆる経験を追い求めます。
あるものは研究のため古文書の中に身を潜め、俗世から距離を置こうとします。
あるものは昔ながらの教えを守り、慎ましやかで信心深い生活を送ります。
あるものは人とは違った形で生じた自分の命に、答えを見つけるための旅に出ます。

「いのち」をテーマに掲げる芸術祭で、大昔の「伝説」が現れる展示空間で、山形の「近代化」を象徴する建物で、ゲッコーパレードはこの『ファウスト』を上演することにしました。

この公演は観客のみなさんに、登場人物たちと一緒に会場を移動する形で鑑賞していただく移動型演劇です。上演の前半は文翔館議場ホール前庭を舞台に、野外劇として『ファウスト』第一部の物語を描きます。後半はいよいよ議場ホールに入り《現代山形考 ~藻が湖伝説~》の展示を舞台に登場人物たちが『ファウスト』第二部でそれぞれの結末を迎えるまでを上演します。
ぜひ上演に立ち会い、議場ホールと藻が湖伝説の上に現れる『ファウスト』の世界を体験ください。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

作=J.W.ゲーテ
演出=黒田瑞仁
出演
ファウスト博士=崎田ゆかり
弟子ワーグナー=林純平
町娘グレートヒェン=永山香月
ホムンクルス=宮本悠加
悪魔メフィストフェレス=ヤマガタダイカイギュウ(深井聡一郎《動物考 ─ヤマガタダイカイギュウ》)
衣装=YUMIKA MORI
舞台オペレーション=市松
広報ビジュアル、現地コーディネーター=石原葉

参加方法
無料

当日は文翔館 議場ホール前にお集まりください。
本公演は観客も移動しながら鑑賞いただく移動型演劇になります。
公演当日は記録撮影を行います。予めご了承ください。

  • ゲッコーパレード(Geckoparade)
    演劇集団

    演劇集団。埼玉県蕨市拠点に活動。演劇に限らず様々なジャンルを専門とするメンバーによるコレクティブとして、国内外各地で創作を行う。移動型演劇『リンドバークたちの飛行』は異ジャンルのアーティスト6名による共同演出が注目を集め、島薗邸(2017)、旧里見弴邸(2018)、山形ビエンナーレ(2018)、早稲田大学演劇博物館(2018)、宮城野納豆製造所(2019)での公演のほか、2020年にはタイにて現地アーティストとのリメイクを行った。2019年より『ファウスト』を題材とした連続創作プロジェクトを発表。2020年よりコロナ禍における〈集まらない演劇〉として郵送形式で作品を発表。
    
web:https://geckoparade.com
    Twitter:https://twitter.com/geckoparade

現代山形考
山形が海の下だったヤマガタダイカイギュウの時代から、ポストコロナの未来までを夢想し、ありえたかもしれない世界を夢想するプロジェクト「現代山形考」が始まります。会場には歴史的文化財から現代アート作品までが所狭しと並びます。さぁ、水の記憶を巡る旅に出かけましょう。