移動ギャラリー

9月10日(土)
9月17日(土)
17:30−21:30
増田尚紀、青野文昭、タノタイガ、藤原泰佑、ミシオ、青木みのり、吉村尚子
Bすずらん通り
歩行者天国
展示 ワークショップ

市民とアーティストが共同で考え製作した移動可能なギャラリー。展示作品に合わせて創られた様々な形のギャラリーで絵画や鋳物、木彫などさまざまな作品を鑑賞することができます。

屋根のない美術館
いつもの街が歩行者天国の美術館に変わります。
山形駅前「大手門通りすずらん商店街」の夜を舞台に、テラス席で飲食をとりながらアートを楽しめます。毎週入れ替わるアーティストによってライブアートや参加型のデジタルアート、演劇、映像、ワークショップほか移動式ギャラリーでの作品展示など、商店街の灯りとともにさまざまな表現が満喫できます。

市民とアーティストが共同で考え製作した移動可能なギャラリー。展示作品に合わせて創られた様々な形のギャラリーで絵画や鋳物、木彫などさまざまな作品を鑑賞することができます。

参加方法
無料
  • 増田尚紀(Hisanori Masuda)
    鋳金家・デザイナー

    鋳金家・デザイナー。1949年静岡県浜松市に生まれる。大学卒業後、恩師である武蔵野美術大学教授、芳武茂介先生のアシスタントとして5年間、全国各地の地場産業のデザイン開発を手がける。1977年山形市に移り住み、20年間にわたり(株)菊地保寿堂にて600点におよぶ自身のデザインによる「WAZUQU」ブランドを確立。1997年独立。日本に伝わる鋳物の伝統美を今日の生活様式に提案する「鋳心ノ工房」を設立。鉄、アルミニウム、ブロンズ等の素材を中心に鋳物のデザイン、製作、流通を一貫して手がける。現在、(社)日本クラフトデザイン協会会員、東北芸術工科大学非常勤講師、山形大学非常勤講師。著書として、『引き継ぐこと、伝えること』(2014)がある。

  • 青野文昭(Fumiaki Aono)
    彫刻家

    1968年、仙台生まれ、1992年、国立大学法人宮城教育大学大学院美術教育科修了。90年代から今日まで「なおす・修復」をテーマに作品発表・活動。95年ころから「表現のみち・おく」と題し風土に結び付いた文化─⺠俗の考察研究を継続し新たな表現論の試行・実践をこころみてきている。1997年「なおす・無縁−有縁」宮城県美術館県⺠ギャラリー(仙台)、2000年「アートみやぎ」宮城県美術館(仙台)、2008年「いのちの法則・生をひもとくための三つの書」足利市立美術館(栃木)、2013年「あいちトリエンナーレ2013」(愛知県名古屋市ほか)、2015年「パランプセスト―記憶の重ね書き」gallery α(東京)、2017年「コンサベーション_ピース ここからむこうへ partA ⻘野文昭展」武蔵野市立吉祥寺美術館(東京)、2019 年「六本木クロッシング 2019:つないでみる」台)、2020年「ヨコハマトリエンナーレ 2020 AFTERGLOW─光の破片をつかまえる」横浜美術館他(横浜)。2005 年 宮城県芸術選奨(彫刻)、2013年 ヴァーモントスタジオセンターフェローシップ(アメリカ・VSC)、2015(公益信託タカシマヤ文化基金・第26回タカシマヤ美術賞受賞。

  • タノタイガ(Taiga Tano)
    美術家

    東京生まれ、仙台育ち。美術家。東京造形大学造形学部卒業、東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術文化専攻彫刻コース修士課程終了。立体造形、映像、パフォーマンス等、多様な表現手法によって、社会制度やルールや法律などの記号性と媒体性を誇張した風刺的表現をおこなう。主な展覧会に、2006年「コネクティング・ワールド」(NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]/東京)、2007年「アートみやぎ 2007」(宮城県美術館)、2009年「T+ANONYMOUS(タノニマス)」(個展、現代美術製作所/東京)、2009年「現代美術も楽勝よ」(水戶芸術館/水戶)、2011年「タノンティア資料室」(個展、せんだいメディアテーク)、2012年「水と土の芸術祭 2012」(新潟)など多数。

  • 藤原泰佑(Taisuke Fujiwara)
    画家

    1988年、群馬県生まれ。山形市在住。2013年東北芸術工科大学大学院洋画領域修了。2013年にシェル美術賞 木ノ下千恵子審査員賞受賞。ある土地の風景や歴史をモチーフに、丹念 な取材を重ねながら、それらを画面のなかで再構成することでその土地の特徴を浮かび上 がらせる絵画作品を制作している。2018年山形ビエンナーレ「現代山形考」に参加。2019年ガレリア・グラフィカにて個展「東京八景」を開催。2020年アーツ前橋「前橋の美術 2020」 出品。同年、画廊翠巒にて個展「みちの記」開催など。

  • ミシオ(Mishio)
    美術家

    自身の故郷の状況・歴史と、その地での個人的な記憶から着想し、境涯からの脱出を題材に 制作を行う。
    1998年 京都府生まれ
    2017年 京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース 中退
    2018年 アーティストランスペース「石巻のキワマリ荘」(宮城)に移住。自身の居住部屋をアートスペースとして運用する「おやすみ帝国」を運営(-2021/06)
    2021年 京都府在住

  • 青木みのり(Minori Aoki)
    画家

    1991年、山形県生まれ。
    2016年、東北芸術工科大学大学院洋画研究領域修了。
    現在、山形県を中心に活動中。
    山や自然が持つ「理不尽さ」や「暴力性」、あるいは「災害」をテーマとした平面作品を展開。
    「自然の脅威」と「それに伴う現象の美しさ」を、1つの場面に描く。
    2022年、グループ展『SUBACO2022(よねざわ市民ギャラリー/米沢)』
    2021年、個展『Beautiful Crisis(十一月画廊/銀座)』個展『ショウナイトサイガイ(羽黒・芸術の森 今井アートギャラリー/鶴岡)』等。

  • 吉村尚子(Naoko Yoshimura)
    美術家

    1978年東京都出身、宮城県在住。武蔵野美術大学大学院映像コース修了。「人力発電・人力動力」「自己内観装置としての芸術」をテーマとしたインスタレーション制作を中心に美術活動を行なっている。ワークショップ運営や場づくりにも取り組む。

屋根のない美術館
いつもの街が歩行者天国の美術館に変わります。
山形駅前「大手門通りすずらん商店街」の夜を舞台に、テラス席で飲食をとりながらアートを楽しめます。毎週入れ替わるアーティストによってライブアートや参加型のデジタルアート、演劇、映像、ワークショップほか移動式ギャラリーでの作品展示など、商店街の灯りとともにさまざまな表現が満喫できます。