写真:石原新一郎(東京都写真美術館でのワークショップの様子)
写真:石原新一郎(東京都写真美術館でのワークショップの様子)

「みること」が立ち上がる場とは 〜視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップの現場から〜

9月17日(土)
17:00―18:30
登壇=視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ(ワークショップ企画・運営)、ワークショップ参加者
司会進行=武田和恵(福祉とアートのコーディネーター)、アイハラケンジ(まちのおくゆき キュレーター)
J配信
ZOOM(YouTube ライブ配信)
トーク

9/4(日)に文翔館で実施された美術鑑賞ワークショップや、全国の美術館や学校で実施している美術鑑賞プログラムの現場レポートを軸に、「みること」が立ち上がる場づくりについて、「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」(全国の美術館や学校で、目の見える人・見えない人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画・運営している団体)の2名と語り合いながら、次回の山形ビエンナーレへとつなげていきます。

【登壇者からのメッセージ】
私たちは「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」という活動を通して、絵画や写真などの美術作品、建築や街中などの様々な環境で多様な人たちと「みること」を考えてきました。知らない人同士が行き交う環境で安全に対話をしながら、「みること」を立ち上げるには何が必要なのか? ということをみなさんと一緒に考える場にしたいと思います。

まちのおくゆき
多様性の受容・調和などをテーマに、障害のある人や、さまざまな理由で生きづらさを抱える人などを含む、あらゆる市民がダンスパフォーマンスをはじめとした様々な協働を展開。多様性を受容しながら一人ひとりの「ゆたかさ」「しあわせ」に向き合う活動である「福祉」の現場とアートをつなぎ、異なる身体や感覚を持つ人々同士が他者について想像する活動を重ねていくプロジェクトを進めます。(やまがたアートサポートセンターら・ら・らとの共同企画)

9/4(日)に文翔館で実施された美術鑑賞ワークショップや、全国の美術館や学校で実施している美術鑑賞プログラムの現場レポートを軸に、「みること」が立ち上がる場づくりについて、「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」(全国の美術館や学校で、目の見える人・見えない人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画・運営している団体)の2名と語り合いながら、次回の山形ビエンナーレへとつなげていきます。

【登壇者からのメッセージ】
私たちは「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」という活動を通して、絵画や写真などの美術作品、建築や街中などの様々な環境で多様な人たちと「みること」を考えてきました。知らない人同士が行き交う環境で安全に対話をしながら、「みること」を立ち上げるには何が必要なのか? ということをみなさんと一緒に考える場にしたいと思います。

参加方法
無料
アーカイブ配信はこちら

配信日時:9月17日17:00〜(ZoomによるトークをYouTubeライブで配信)
※手話通訳あり

  • 視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ(Verbal Imaging Museum Tour with Visually Impaired People)
    ワークショップ企画・運営

    2012年より活動開始。スタッフ12名(視覚障害者7名、晴眼者5名)。月1回のペースで全国の美術館や学校で目の見える人、見えない人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。最近の主な活動は2017年から継続している東京都写真美術館での鑑賞プログラムや、演劇の俳優大石将弘(ままごと、ナイロン100℃)らと制作した「きくたびプロジェクト 横浜美術館編」など。2020年以降は主にオンラインの鑑賞プログラムを通して「みる経験」を誰もが気軽に安全に語り合える場つくりを目指している。

  • 武田和恵(Kazue Takeda)
    福祉とアートのコーディネーター

    1977年山形県山形市生まれ。天童市在住。1999年、東北芸術工科大学デザイン工学部情報デザイン学科卒業。学生の頃、奈良県のたんぽぽの家にボランティアに行き、障害のある人のアートに触れ、「障害のある人に関わりたい!」という一心で山形市の福祉施設で働き始める。2012年から、一般財団法人たんぽぽの家、NPO法人エイブル・アート・ジャパンの東日本復興支援プロジェクト東北事務局として障害のある人の仕事づくり、芸術活動支援事業に携わる。その時に中間支援やコーディネートの重要性を実感。2018年から、やまがたアートサポートセンターら・ら・らコーディネーターとして従事。

  • アイハラケンジ(Kenji Aihara)
    アートディレクター/デザイナー

    1974年東京都生まれ、仙台市育ち。東北芸術工科大学卒業、同大学院修了。主な活動領域はデザインとその周辺。株式会社コンセント取締役を経て株式会社アイケン代表。halken LLP(ハルケン)共同主宰、inukkuma! LLP(イヌックマ)共同主宰、株式会社Q1取締役。コマーシャルギャラリー「famAA」(ファマ)共同オーナー。武蔵野美術大学(2000~2010年)、専修大学(2006~2009年)等の非常勤講師も歴任。2014年より東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科准教授。障害のある人の芸術活動の普及支援活動として、厚生労働省「障害者の芸術活動支援モデル事業」への参画をきっかけに、2014年より障害者の芸術活動の調査・発掘、展覧会キュレーション、アートディレクション、デザインなどトータルに支援している。山形ビエンナーレには、2014年・2016年に「スガノサカエ図画展」キュレーション、2018年に「現代山形考」展示・構成デザイン、2020年に「まちとひと」プログラムキュレーション、「現代山形考」アートディレクション・デザイン等で参加。

まちのおくゆき
多様性の受容・調和などをテーマに、障害のある人や、さまざまな理由で生きづらさを抱える人などを含む、あらゆる市民がダンスパフォーマンスをはじめとした様々な協働を展開。多様性を受容しながら一人ひとりの「ゆたかさ」「しあわせ」に向き合う活動である「福祉」の現場とアートをつなぎ、異なる身体や感覚を持つ人々同士が他者について想像する活動を重ねていくプロジェクトを進めます。(やまがたアートサポートセンターら・ら・らとの共同企画)