©土祭実行委員会

螺旋の器

9月3日(土)
9月4日(日)
12:30−18:30(9/3)
16:00−18:30(9/4)
船越雅代(料理家)、鶴田真由(女優)、haruka nakamura(音楽家)、上野雄次(花道家/アーティスト)、市村隼人(サウンドアーティスト)、川上謙(建築家)
CQ1
2階 2-C・2-D・2-E
ライブパフォーマンス 音楽ライブ ワークショップ

かつて(縄文時代)の環状集落のイエとムラは、生と死、聖と俗が渾然一体となって我々を包み込む螺旋的で循環的な容器として機能していた。

人は死ねば土に還り、そこから草が生え、その草を動物が食べ、それを人が食べる。つまり地球を食べていて自分もその一部である。

そんな生と死の循環が身近だったころのヒトは、地球を創っているすべてのモノにスピリットを感じ、宇宙の始源(chaos)を畏れ敬い、自身の身体という容器(microcosm)は森羅万象(macrocosm)に内包された一部であることを野性で感じていたのではないだろうか。

縄文の祭祀とはchaosの具現化であり、ヒトの野性を呼び覚ませる行為であるとしたら。

“死と再生”は一体であり、自然が再生を繰り返すように循環するもの。それを祭祀によって永遠性に転化するという縄文社会が共有した心性、いわば日本的な霊性の原点を、私たちのナカに眠る野性を呼び起こし共体験できればと思う。

船越雅代

いのちの学校 /土と人
『いのちの学校』 各週の参加アーティストでテーマやコンセプトを出し合い、内容を決定。食、音楽、パフォーマンス、ワークショップなど表現者と参加者が一体となるイベントプログラムを週末ごとに展開します。どの週末も唯一無二の体験になるでしょう。会場が元小学校の教室ということもあり、事前予約が必要なプログラムや参加人数を限定した有料プログラムもあります。詳細は各プログラムを確認ください。

『土と人』 土を感じ、地球を想い、人と人が繋がり、健やかな生き方がうまれるフィールドをつくっていくコミュニティです。Q1のエントランス広場を会場に、植物性の食材(ヴィーガン)、 オーガニック、フェアトレード、ゼロウェイストをコンセプトに山形、宮城を中心とした素晴らしいお店や生産者の方々が集います。9/10(土)、11(日)、17(土)、18(日)の開催を予定しています。

かつて(縄文時代)の環状集落のイエとムラは、生と死、聖と俗が渾然一体となって我々を包み込む螺旋的で循環的な容器として機能していた。

人は死ねば土に還り、そこから草が生え、その草を動物が食べ、それを人が食べる。つまり地球を食べていて自分もその一部である。

そんな生と死の循環が身近だったころのヒトは、地球を創っているすべてのモノにスピリットを感じ、宇宙の始源(chaos)を畏れ敬い、自身の身体という容器(microcosm)は森羅万象(macrocosm)に内包された一部であることを野性で感じていたのではないだろうか。

縄文の祭祀とはchaosの具現化であり、ヒトの野性を呼び覚ませる行為であるとしたら。

“死と再生”は一体であり、自然が再生を繰り返すように循環するもの。それを祭祀によって永遠性に転化するという縄文社会が共有した心性、いわば日本的な霊性の原点を、私たちのナカに眠る野性を呼び起こし共体験できればと思う。

船越雅代

参加方法
有料(要予約)
料金
6,000円(各日ごと)
定員
20名 (9/3、4それぞれ20名ずつ。両日参加可)

参加者募集

アーティストと共に祭りを創り、祭りを共有体験する方を募集します。9/3(土)前日祭、9/4(日)本祭の【プログラム内容】と【確認事項】をお確かめの上、ご応募ください。

●定員:20名(各日)
●参加費:6,000円(1日) 12,000円(2日)
●参加方法:メールアドレス まで
【「螺旋の器」参加希望】と題して、以下の1~4をメール本文に記載し、ご応募ください。
受付順で定員になり次第締め切らせていただきます。

1.「螺旋の器」への参加を希望します。
2. お名前(漢字、仮名)と人数 *複数の方は人数分のお名前
3. 参加日(9/3、9/4、または9/3、4の両日を必ず記載)
4. 連絡先の電話番号とメールアドレス

プログラム内容

9/3(土)前日祭(ワークショップ、食+パフォーマンス)

start 12:30 − end 18:30

タイムテーブル
12:30
参加者集合(Q1 2階 2-C)
12:30−13:00
挨拶
13:00−15:30
祭りの準備(ワークショップ)
【食の仕込み】
船越雅代、鶴田真由
【空間装飾、オーナメント制作】
上野雄次、川上謙
15:30−16:30
休憩(フリータイム)
16:30−18:15
前日祭
【食+パフォーマンス】
船越雅代、鶴田真由、上野雄次、市村隼人
18:30
終演

9/4(日)本祭(食+音楽+パフォーマンス)

start 16:00 − end 18:30

タイムテーブル
16:00
参加者集合
16:30−18:15
本祭
【 食+音楽+パフォーマンス 】
船越雅代、鶴田真由、haruka nakamura、上野雄次、市村隼人
18:30
終演

確認事項

*haruka nakamuraの出演は9/4(日)のみとなります。
*両日とも、食+パフォーマンスの体験プログラムになります。パフォーマンスは3(土)、4(日)で一部同じ内容になります。両日ご参加いただく方はご了承ください。
*9/3(土)はワークショップを行いますので汚れてもいい服装でお越しください。
*未就学児童の参加はお断りさせていただきます。
*人数限定のためお子様同伴の場合(小学生以上)でも同額の参加費となりますのでご了承ください。
*参加費は当日受付でお支払いください。なるべくお釣りのないようにご準備願います。
*キャンセルポリシーについて。キャンセルは3日前までにお願い致します。
開催日の3日前まで:無料
開催日の2日前:参加費の50%
開催日の1日前:参加費の70%
当日キャンセルや無断キャンセルの場合:参加費の100%
*体調管理について
コロナウイルス感染拡大防止のため、当日の朝に、各自で検温をお願いいたします。検温の結果、37℃を超える場合はご連絡ください。この場合、キャンセル料は発生しません。また当日は指示がない限りはマスク着用をお願い致します。マスクをご持参いただけない場合は参加できませんのでご了承ください。

  • photo by Pauline Lemberger
    船越雅代(Masayo Funakoshi)
    料理家

    Pratt Instituteでアート(彫刻)を専攻後、料理に表現の可能性を見出しNYの料理学校に入学。卒業後Blue HillをはじめとするNYのレストランに勤めた後、ヨーロッパからアジアを放浪。オーストラリア客船のシェフとして大平洋を巡り、バリの老舗ホテルのシェフ、2018年より京都で食の可能性を追求するレストラン/スタジオFarmoon主宰。国内外各地でサステナブルな食と民俗学・文化人類学・アート・デザインを融合した活動を展開中。東アジア文化都市2016奈良市食部門ディレクター、土祭2018招聘アーティスト、山口夢回廊博覧会2021 招聘アーティスト。

  • 鶴田真由(Mayu Tsuruta)
    女優

    1988年女優デビュー。その後、ドラマ、映画、舞台、CMと幅広く活動。1996年には「きけ、わだつみの声」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。近年はドラマ「犯罪症状群」「おもひでぽろぽろ」「山女日記3」「個人差あります」、映画「DESTINY鎌倉ものがたり」「日日是好日」「ノイズ」「やがて海へと届く」など話題作に出演。また、旅番組、ドキュメンタリー番組への出演も多い。2008年には第4回アフリカ開発会議(TICAD Ⅳ)の親善大使に就任。

  • haruka nakamura
    音楽家

    青森県出身。近作は「Nujabes Pray Reflections」など。最新作としてTHE NORTH FACE Sphereのサウンドトラック「Light years」を2022年夏から四季を通してアルバム4作連続リリース予定。現在は北海道で暮らし、音楽を作りながら旅を続けている。
    https://www.harukanakamura.com

  • 上野雄次(Yuji Ueno)
    花道家/アーティスト

    1967 京都府生まれ、鹿児島県出身。
    東京都在住。1988 勅使河原宏の前衛的な「いけばな」作品に出会い華道を学び始める。国内展覧会での作品発表の他、バリ島、火災跡地など野外での創作活動、イベントの美術なども手掛ける。2005~「はないけ」のライブ・パフォーマンスをギャラリーマキ(東京)で開始。地脈を読み取りモノと花材を選び抜いて活けることで独自な「はないけ」の世界を築き続けている。創造と破壊を繰り返すその予測不可能な展開は、各分野から熱烈な支持を得ている。詩人、写真家、ミュージシャン、工芸家、ファッションデザイナー、茶人等とのコラボレーションも多数行っている。
    著書:Japanese IKEBANA for every season(Tuttle社)、花いけの勘どころ(誠文堂新光社)

  • 市村隼人(Hayato Ichimura)
    サウンドアーティスト

    PA、レコーディング、MAエンジニア、サウンドデザイナー、フォーリーアーティスト、コンポーザー、キーボード奏者、映画監督として様々な場所で、様々な音空間に従事。
    主な作品〈滞空時間/majo〉〈ISSEY MIYAKE展/高木由利子_短編映画 BEYOND TIME&SPACE〉〈清竜人ドキュメンタリー/TOWN〉〈鶴田真由/記憶の底に眠るもの〉〈UNIWA WAVE SOUND SERIES/伊勢〉など。
    https://www.hayatoichimura.com/

  • 川上謙(Ken Kawakami)
    建築家

    東北芸術工科大学卒業、同大学院修了。株式会社ライフレコードアーキテクツ(LR inc.)代表取締役。大学在学中に数々のリノベーションやアートプロジェクトに携わる。卒業後は仙台の地場ビルダーに勤務したのち2015年独立。独立後は宮城を拠点に山形など様々な地域で住宅や店舗、舞台設計などの空間づくりを行う。その他にもワークショップの開催やイベントの企画、せんだいリノベーションまちづくり実行委員として活動。「土と人」の空間設計、2020年山形ビエンナーレ「いのちの学校」の会場設計に携わる。
    https://www.life-record.jp/

いのちの学校 /土と人
『いのちの学校』 各週の参加アーティストでテーマやコンセプトを出し合い、内容を決定。食、音楽、パフォーマンス、ワークショップなど表現者と参加者が一体となるイベントプログラムを週末ごとに展開します。どの週末も唯一無二の体験になるでしょう。会場が元小学校の教室ということもあり、事前予約が必要なプログラムや参加人数を限定した有料プログラムもあります。詳細は各プログラムを確認ください。

『土と人』 土を感じ、地球を想い、人と人が繋がり、健やかな生き方がうまれるフィールドをつくっていくコミュニティです。Q1のエントランス広場を会場に、植物性の食材(ヴィーガン)、 オーガニック、フェアトレード、ゼロウェイストをコンセプトに山形、宮城を中心とした素晴らしいお店や生産者の方々が集います。9/10(土)、11(日)、17(土)、18(日)の開催を予定しています。