循環する わたしたち
〜子どもと共に暮らしの未来を探って〜

9月5日(土)
14:30-15:10
上映作品
『ちいさな惑星 〜循環するわたしたち〜』

撮影録音=茂木綾子/ヴェルナー・ペンツェル
編集=茂木綾子
音楽=フレッド・フリス
制作企画=やまのこ保育園/Spiber株式会社
上映時間=40分
いのちの学校
映像作品
収録配信

「土に還るもの、なーんだ?」「野菜!」「草!」「虫!」「人間は?」
地球に生きているという感受性を育むことを保育目標に掲げる、やまのこ保育園の日常には、こんな子どもたちとの対話があります。
今日食べた野菜の皮をミミズが食べ、堆肥になる。火をおこし、ごはんを炊く。煙が立ちのぼり、髪の先まで炎の薫り。そんな土の、虫の、草の、火のいのちと共にある暮らしが、子どもたちと共に重ねられていく。子どもから発せられる問いと試行錯誤に満ちた開園2年目の1年を追ったドキュメンタリー。

映像の初上映とトークを行います。ビエンナーレ芸術監督の稲葉俊郎と映像作家の茂木綾子、やまのこ保育園園長の遠藤綾を交え、これからの時代を生きていく子どもたちに大人である私たちにできることについて、みなさんと共に考えたいと思います。

  • 茂木綾子(写真家/映画監督)

    1969年北海道生まれ。写真家、映画監督。東京藝術大学デザイン科中退。92年キャノン写真新世紀荒木賞受賞。97年よりミュンヘン、06年よりスイスのラコルビエールにて、多彩なアーティストを招待し生活、製作、交流を実験的に行うプロジェクトを企画実施。09年淡路島へ移住し、アーティストコミュニティ「ノマド村」をヴェルナー・ペンツェルと共に立ち上げ、様々な活動を展開。写真集『travelling tree』(赤々舎)、映画『島の色 静かな声』(silent voice/2008)、『幸福は日々の中に。』(silent voice/2015)、『zen for nothing』(werner penzel film production/2015)など。

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