藤|||||||||||田
ライブ・パフォーマンス「水の種」

9月11日(金)
21:00〜22:15
出演=藤|||||||||||田
いのちの学校
音楽
ライブ配信

山形は日本有数の民話の宝庫だそうで、調べてみると確かに多い…。アニメ「日本昔ばなし」になっているお話も約50話ほどありました。天狗が空を飛べなくなって困ったり、猫が女の人に化けて田植えを手伝ったり、卵から子どもが産まれたり、情報化社会によって失われつつある想像力が爆発しています。今回僕は民話をライブ形式で上演してみようと思います。語りと音楽による民話の上演です。とはいえ自分は音楽家なので、演劇でもない…紙芝居や朗読でもない…どんな世界が立ち上がってくるのか自分でもまだわかりませんが、民話の力を借りながら、なけなしの想像力を使って「水の種」をまこうと思います。

  • 藤|||||||||||田

    自作パイプオルガン、声、水(水槽)などを用いたソロ・パフォーマンスを主軸に、サウンド・インスタレーションや映画音楽など多岐に活動する。聴いたことのない音を聴きたいという興味(欲求)に従って、あらゆる現象/メディア/状況を取り込みながら音楽を探求している。∈Y∋(ボアダムス)との共作舞台「メモリーム」(2015)や、山川冬樹との共作公演「カントリー・ジェントルメン」(2013)など多くのコラボレーション・ワークをはじめ、ソロでは東京都庭園美術館や瀬戸内国際芸術祭などを舞台としたDOMMUNEでのライブ・パフォーマンス、ソロ公演「NOISEEM」(複数台の水槽によるマルチチャンネル音響舞台作品)は2018年に初演、TPAM2019にて再演。その後、ロンドン(MODE 2019)にて上演。展示作品として、水中音を中心に構成した「見えない湖」(2015/神奈川県立相模湖交流センター)、アブの幼虫の音を可聴化する作品「CELL」(札幌国際芸術祭2017)などがある。2020年4月、9年ぶりとなるアルバム「iki」をスイスのレーベル・Hallow Groundよりリリース。
    webサイト:http://fujita-yosuke.moo.jp

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