─ 暮らし ─

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9月6日(日)〜
佐々琢哉(料理家・音楽家)
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20代の頃は、ひたすらに、世界を旅をする日々でした。
旅の日々、様々な文化の人々の「暮らし」と、出会いました。
ぼくにとって、自然と調和して生きる人々のその姿は、とても「美しい」ものでした。
そして、ある時から、自身の内に、ある気持ちが芽生えてきていることに、気づくようになりました。
それは、自分も、自分自身の手で、「暮らし」を創っていきたいという、願いです。
それは同時に、「旅の日々に、もうすでに満足した」ことを、自覚した瞬間でもありました。
その思いは、遠く離れてしまっていた生まれ育った故郷へと、再び、ぼくを連れ戻してくれることとなったのです。

巡り会った、四万十の地
ここに暮らし始めてから、7年の歳月が過ぎました。
都会育ちのぼくが、農的な暮らしに憧れ、はじめたこの暮らし。
なかなかに、はじめてのことだらけで、思うようにいかないことばかりです。
よい意味で、四苦八苦しながら、手と頭を目一杯使って暮らす毎日です。
日々の「暮らし」とは、まさに、つくること、表現することの、連続です。

日々の暮らしを我が総合芸術とし、日記を綴り、表現していきたいと思います。

  • 佐々琢哉(料理家・音楽家)

    1979年、東京生まれ。世界60カ国以上の旅の暮らしから、料理、音楽、靴づくりなど、さまざま なことを学ぶ。 2013年より、高知県四万十川のほとり、段々畑の上に建つ古民家に移住し、より土地に根ざした自給自足の暮らしを志す。全国各地で不定期にローフードレストラン「TABI食堂」 や音楽会を開催。TABIは、中米を1年間一緒に旅した馬の名前。 著書にレシピとそれにまつわる旅のエッセイを綴った『ささたくやサラダの本』(エムエム・ブックス)。
    webサイト: http://tabi-kutu.namaste.jp/

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