美術の学校
松村クラス × まちとアート
ゲスト:原高史
(東北芸術工科大学教授)

9月5日(土)
21:30-23:00
出演=松村泰三
ゲスト=原高史
モデレーター=安達大悟
タイトルグラフィック=杉の下意匠室、佐藤裕吾
まちとひと
レクチャー、トーク
ライブ配信

「美術の学校」は、美術(=アート・デザイン)と街とをつなぐ、夜のオンライン学校として、芸工大で教鞭を執る教授陣が中心となり、アートやデザインが街(=地域)とどのように共存していくのかを「学び」として提供する番組。「まちとアート」は、山形や芸工大とゆかりのあるアーティストたちが、街(=地域)とアートの共存や共働について各自の視点から探っていく番組です。

今回は、この2つの番組の共同企画として、山形大学病院「YUME Gallery」のディレクターである、芸工大教授の原高史さんをゲストにお呼びしてのトークライブとなります。今回のビエンナーレ開催に合わせ、西山杉をつかったアートワークショップを開催した松村先生、そしてそのワークショップの成果物を展示している「YUME Gallery」についてのお話などを原先生から伺います。まちとアートがどのように共存していくかの実践について様々なお話を展開していただく予定です!

  • 松村泰三

    1964年、青森県生まれ。山形県在住。1990年
    筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。修士。1987年第18回現代日本美術展大賞受賞。1992年にはセビリア万博日本館に招待出品される。2003年ロレアル色の科学と芸術展金賞受賞。2004年INAXギャラリーにて個展「あるものは見えない、見えないものはある」を開催。2015年六本木アートナイトに参加するなど、受賞、展覧会など多数。「視ること/認識すること」をテーマとした作品、インスタレーションを制作している。また、「光の箱」など様々なワークショッププログラムを考案し、2009年水都大阪、2012年明治天皇百年祭など各地でワークショプを開催している。地域の小学校や美術館などで地域の子ども達と一緒にアートで街を盛り上げる活動なども行なっている。
    webサイト:http://plaza.harmonix.ne.jp/~taizo/index.html

  • 原高史

    東京都生まれ。現代美術家/東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科教授。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業、同大学院修了。ベルリンバイセンゼー大学。1990年代後半よりインスタレーション、プロジェクト、絵画作品を、ギャラリー、美術館、各国のビエンナーレで発表。2000年から文化庁在外研修、ポーラ美術振興財団在外研修にてドイツ・ベルリンに滞在。主な活動として、地域の人々とのコミュニケーションを通して得られた「ことば」を絵と共にパネルに描き、歴史的建物や、街や地域一帯の窓を埋め尽くす窓プロジェクト『Signs of Memory』を世界で展開。シンガポールビエンナーレ、ハバナビエンナーレをはじめ、国内外で作品発表。デザインワークでは企業、行政、教育機関でのサイン制作、企画、デザイン監修を行う。東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科では、学生と地域連携プロジェクトを手掛けている。山形大学医学部附属病院内サイン制作、山形県酒田市ミライニデザイン制作、パスラボ山形ワイバンズ、山形雪フェスティバル、東京ガールズコレクション等
    webサイト:https://haratakafumi.com/

  • 安達大悟

    愛知県出身。2010年に金沢美術工芸大学工芸科を卒業。2012年に金沢美術工芸大学美術工芸研究科工芸専攻修士課程を修了後、金沢卯辰山工芸工房に入所。その後、3年間の研修を経て同工房の専門員となり4年間勤務する。2019年に東北芸術工科大学美術科テキスタイルコース講師となった。手掛けた多くの作品は、「板締め絞り」という染織伝統技法を用いたタペストリーの制作やワンピースやバッグなどの制作であるが、ホテルユニホームのデザインを始め、トロフィーなどの先端技術を応用したデザイン、企業とのコラボレーションなど、テキスタイル分野を超えた仕事も手がける。受賞歴として、2009年 能登珪藻土コンロコンテストグランプリ、2012年 ジャパンテキスタイルコンテスト2011 シーズ賞、奨励賞、2013年 第7回雪のデザイン賞佳作、第40回石川県デザイン展石川県クラフト協会会長賞、2017年 国際北陸工芸サミットU50アワード奨励賞など。

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