プロジェクト参加アーティストによる、アートと街をつなぐトークライブ。山形や芸工大とゆかりのあるアーティストたちが、街(=地域)とアートの共存や共働について各自の視点から探っていきます。
写真家の大山顕さんが撮影した、すずらん商店街の防火建築帯の話題をきっかけにして、大山さんと山形美術館副館長/学芸員の岡部信幸さんが、写真・映像表現から建築・土木、そして山形の地史・歴史を絡ませながらトークを展開します。
1972年、千葉県育ち。工業地域を遊び場として育つ。川崎市在住。1998年千葉大学工学部デザイン工学科修了。卒業後、松下電器産業株式会社(現Panasonic)に入社。シンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。工場、団地、ジャンクションなど土木・インフラ構造物を対象に撮影を行うほか、出版、イベント主催なども行っている。著書に『工場萌え』(石井哲との共著、2007年)、『団地の研究』(2008年)、『ショッピングモールから考える』(東浩紀との共著、2016年)、『立体交差』(2019年)、『新写真論』(2020年)など。
Instagram:@ken_ohyama
Twitter:@sohsai
Facebook:大山顕(Ken Ohyama)
山形美術館副館長兼学芸課長。1963年生まれ。1993年より山形美術館勤務。山形ゆかりの作家、モダニズム絵画や写真の展覧会を企画。主な担当展覧会は「細江英公の写真1950-2000」(2000)、「生誕100年記念 小松均展」(2001)、「牛腸茂雄1946-1983」(2004)、「太田三郎 日々」(2008)、「パリ─ニューヨーク 20世紀絵画の流れ」(2008)、「ロシアの夢1917-1937」(2009)、「鬼海弘雄写真展 PERSONA」(2011)、「近代洋画の開拓者 高橋由一展」(2012)、「小池隆英 絵画であること」(2013)、「場所と記憶 永岡大輔×千葉奈穂子」(2016)など。現在は、戦前・戦後の山形の美術を調査中。東北芸術工科大学、山形大学非常勤講師。
1974年東京都生まれ、仙台市育ち。東北芸術工科大学卒業、同大学院修了。主な活動領域はデザインとその周辺。株式会社コンセント取締役を経て株式会社アイケン代表。halken LLP(ハルケン)共同主宰、inukkuma! LLP(イヌックマ)共同主宰、株式会社Q1取締役。武蔵野美術大学(2000~2010年)、専修大学(2006~2009年)等の非常勤講師も歴任。2014年より東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科准教授。主な賞歴として、AMDアワード(ベストディレクター賞)、山形エクセレントデザイン(コミュニティデザイン賞)、デザイングランプリTOHOKU(グランプリ、奨励賞)、TOKYO TDC(入選)、SIGCHI(選出)など。山形ビエンナーレには、2014年・2016年に「スガノサカエ図画展」キュレーション、2018年に「現代山形考」展示・構成デザインで参加している。