大学3年生の時に関わらせていただいた企画にこういった形で再び関われる事を嬉しく思います。私にとってこの授業は物を作る上での考え方を教わった授業でした。そして作品に触れていただき使っていただくことを初めて感じた機会でもありました。授業では模刻、自由制作をそれぞれ展示と茶会にてお客さまに見て、触れていただきました。
模刻では過去に作られた作品がどう作られたのかを想像し、また同じ方法ではなくともどうつくればそのように作れるかも考えました。既存のものを見て過程を想像する事で知らない作り方を学び、またどうすれば理想の形に近づけられるのか思考する事を教えていただいた様に思います。
1994年、山形県生まれ。山形市在住。平成29年東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース卒業。平成31年東北芸術工科大学大学院 芸術文化専攻工芸修了。2017年アジア現代陶芸展。2018年TOUHOKU CALLING SMALL WORKS展。同年 現代工芸展参加。植物を題材にドローイングを重ね、空間から線そして立体へと形を変化させながら見えてくるものを陶を素材に制作している。修了後は生活空間での作品のあり方を模索し器ギャラリーでの作品展示を主に行っている。
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