ロングライフをテーマに、暮らしや観光をデザインの視点で見つめ直すD&DRPARTMENT PROJECT。同プロジェクトが出版した「d design travel 山形」の記念イベントスタンプラリー「ぐるぐる山形」が2014年10月31日よりスタートしています。
その土地のロングライフデザイン(長く愛され続けるデザイン)とは何かをテーマに、各地で二か月に及ぶ現地取材を行い、その土地の個性を発掘・紹介する同書の山形版を手に、多くの方に実際に足を運んでいただくきっかけになることを目的としています。
山形ビエンナーレ関連では、山形のキーパーソンを紹介するページで、本芸術祭プログラムディレクターの宮本武典、山伏でイラストレーターの坂本大三郎が紹介(本書の表紙絵も手がけています)。また山形県のデザインとして小板橋基希(アカオニデザイン)の仕事、その他スポットとして東北芸術工科大学が紹介されています。
東北芸術工科大学では「番号20」がデザインされたスタンプを設置しています。ぜひお立ち寄りください。
設置期間:2014年10月31日(金)~12月8日(月)
対象:パスポートは山形県内で開催するイベントで配布している限定品となりますが、「d design travel 山形」や持参したノートにも押していただけます。
関連ページ:http://www.d-department.com/jp/yamagata/travel/
D&DEPARTMENT PROJECT から「d design travel YAMAGATA」が11月に発売されることにあわせ、渋谷ヒカリエで記念展覧会が明日23日から開催されます。
「ひじおりの灯」灯籠をはじめ、東北芸術工科大学と山形ビエンナーレ関連の「ひと/もの/こと」が多数出品されますので、ぜひ足をお運びください。
d design travel YAMAGATA EXHIBITION
日時:2014年10月23日(木)〜12月8日(月)11:00〜20:00(入場は19:30まで)
場所:d47 MUSEUM
参加費:無料
主催:D&DEPARTMENT PROJECT
お問い合わせ:03-6427-2301(d47 MUSEUM)
詳細は、こちらから
2014年9月20日より1ヶ月間開催して参りました「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ 2014」は、10月19日に閉幕致しました。芸術祭運営に多大なご協力を頂きました皆様ならびに会期中ご来場いただきました県内外の皆様、市民ボランティアの皆様に厚く御礼申し上げます。
今年初開催の山形ビエンナーレは、今後2年に1度開催して参ります。2016年もまた、山形でお会いしましょう。
1977年以来、東京の若者とファッション・カルチャーを研究するチームが運営するオンラインマガジン『ACROSS』にて、山形ビエンナーレ2014の記事を掲載いただきました。ライターは、山伏であり日知舎(http://hijirisha.jp/)代表の成瀬正憲さん。芸術祭会場やイベントの丁寧なレポートや、芸術祭がどんな背景を持って成り立っているかなどを宮本武典プログラムディレクター、アーティストで出品作家の荒井良二芸術監督にインタビューしています。ぜひご覧下さい。
『ACROSS』
「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2014」
“みちのおく”山形で初開催された、ライブ感溢れる芸術祭
◆取材・文:成瀬正憲
論客として知られる三瀬夏之介が、民俗学、コミュニティデザイン、美術教育、ニッポン現代美術の過去・現在・未来について、多彩なゲストを招いておこなうトークセッション。緊急開催となる今回は、本学日本画教員たちと三瀬が主宰するチュートリアル「東北画は可能か?」有志学生が、美大教育についてや東北画展示の総括を熱く語ります。ぜひご参加下さい。
日時:2014年10月17日(金)17:30~19:00
会場:東北芸術工科大学本館7階ギャラリー
入場:無料/予約不要
出演:三瀬夏之介、長沢明、吉賀伸 、深井聡一郎(以上、本学日本画教員)/チュートリアル「東北画は可能か?」有志学生