歌人 斎藤茂吉 蔵王文学のみち

斎藤茂吉

会期:
常設
会場:
蔵王温泉各所 map ★
料金:
無料
種別:
ひとひのうた、展示
上の台 斎藤茂吉歌碑(「万国の人来り見よ雲はるる蔵王の山のその全けきを」「とどろける火はをさまりてみちのくの蔵王の山はさやに聳ゆる」建立:1971年、建立者:蔵王温泉観光協会)
上の台 斎藤茂吉歌碑(「万国の人来り見よ雲はるる蔵王の山のその全けきを」「とどろける火はをさまりてみちのくの蔵王の山はさやに聳ゆる」建立:1971年、建立者:蔵王温泉観光協会)

「歌人 斎藤茂吉 蔵王文学のみち」は、蔵王に建立されている歌人・斎藤茂吉の歌碑合計20基・21首をめぐるルートです。2018年、蔵王温泉観光協会と山形市観光協会によって整備され、斎藤茂吉が生前唯一建立を認めた熊野岳山頂の歌碑「陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ」(1934年)も含め、その全体がエリアに応じて「山の歌碑」(6基・6首)、「湯の歌碑」(13基・14首)、「麓の歌碑」(1基・1首)と名づけられています。
山形ビエンナーレ2024では、そのうちの「湯の歌碑」をめぐるルートを踏襲し、全体の構成を行いました。「湯の歌碑」めぐりと同様、スタート地点の山交バス蔵王温泉バスターミナルからゴール地点の鴫の谷地沼まで、斎藤茂吉の歌碑に導かれるようにめぐっていくと、屋内各所で展示が開催され、屋外では「蔵王うたのみち」と題して歌人・伊藤紺、シンガーソングライター・前野健太による作品が展示されています。山形ビエンナーレ2024では「湯の歌碑」のルートが中心ですが、蔵王スカイケーブル、蔵王中央ロープウェイ、蔵王ロープウェイなどを利用し、「山の歌碑」も散策していただくと、蔵王の風土とともに、より深く斎藤茂吉の世界をお楽しみいただけることでしょう。
「歌人 斎藤茂吉 蔵王文学のみち」Webサイト(kankou.yamagata.yamagata.jp/zao-mokichi)には、斎藤茂吉のプロフィールや、歌碑の短歌の意味・注釈などが掲載されており、作品鑑賞を手助けしてくれます。そちらもご参照いただき、斎藤茂吉の短歌に触れ、蔵王めぐりをお楽しみください。

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