聖地の危機

現代風神雷神考(井戸博章)

会期:
9/1(日)〜9/16(月・祝)10:00-17:00
会場:
東北芸術工科大学 THE TOP map A
料金:
無料
種別:
現代山形考、展示
現代風神雷神考
現代風神雷神考

蔵王連峰の地蔵岳で針葉樹「オオシラビソ(アオモリトドマツ)」の立ち枯れが相次ぎ、「スノーモンスター」と呼ばれ愛される樹氷が危機に瀕しています。キクイムシによる食害が直接の原因ですが、地球温暖化による気候変動や夜間のライトアップの影響を指摘する声もあります。山形の冬を象徴する樹氷が存亡の危機にあるとして、オオシラビソ林の再生を目的に「樹氷復活県民会議」が2023年(令和5)に設立されました。平安時代から存在する樹氷をはじめとする「蔵王」の変遷は、この世界と人間がどのように付き合ってきたかを象徴するように見えます。
修復コレクティブ「現代風神雷神考」メンバーの彫刻家で修復家でもある井戸博章は、学術と創作の双方からのアプローチで樹氷を偶像化し、人間と自然との新たな境界を探りながらその関係を修復します。

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