変遷する蔵王(鉱山の記憶)

覚張日梨、現代風神雷神考、鈴木藤成、蔦谷榮三

会期:
9/1(日)〜9/16(月・祝)10:00-17:00
会場:
東北芸術工科大学 THE TOP map A
料金:
無料
種別:
現代山形考、展示
覚張日梨《形のないものを形作る》
覚張日梨《形のないものを形作る》

信仰の地蔵王は歴史的な背景のもとに様々な変遷を遂げます。

蔵王連峰熊野岳の南東に硫黄の露頭が発見され、明治の初期から採掘が始まります。昭和の時代には化繊業界や化学肥料の活況に伴い日本経済の発展に大きく寄与しましたが、坑内火災が原因で1963年(昭和38)に閉山され、500人の鉱員たちと1000名の家族が蔵王を離山し、全国へ分かれていきました。その記憶を留める場所として「蔵王鉱山の歴史を語り継ぐ会」が立ち上がり、鉱山の敷地内にあった上山市立中川第二小学校跡地に校舎を縮小復元する形で蔵王鉱山歴史資料館が2021年(令和3)に設立され、今でも蔵王猿倉地区で鉱山の記憶が語り継がれています。

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