現代山形考エピローグ

鹿野護、後藤拓朗、多賀糸尊

会期:
9/1(日)〜9/16(月・祝)10:00-17:00
会場:
東北芸術工科大学 THE TOP map A
料金:
無料
種別:
現代山形考、展示
鹿野護《湖ノ狼 - Umi No Okami》
鹿野護《湖ノ狼 - Umi No Okami》

窓からはすり鉢状の美しい山形盆地が見渡せます。
「藻が湖伝説」をご存知ですか? 「現代山形考」では、2020年、2021年とこの湖水伝説を取り上げました。山形盆地が「藻が湖」(もがうみ)という、まだ湖の下だった頃のことです。大昔、山形盆地の真ん中には藻が湖という大きな湖があり、この湖の東に連なる奥羽山脈の麓を東根と呼び、対岸の寒河江には西根という地域がありました。寒河江は西村山地方一番の町として栄え、対岸の町と交易のために毎日多くの舟が湖を行き交っていました。その後、奈良時代の行基、平安時代の慈覚大師円仁による開削工事により、水が流され肥沃な土地がここ山形盆地に現れたというお話です。

私たちが住まうこの場所の神話的な始まりから、どのような歴史的変遷を辿って今ここにあるのか辿る展覧会「現代山形考」は、私たちのこれからの未来を考えるための「新しい郷土史」なのです。

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