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「ひじおりの灯2016」の開催概要とメインビジュアルをリリースしました

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東北芸術工科大学では山形県大蔵村肘折地区と協力し、肘折温泉開湯1200年を迎えた2007年の夏から灯籠絵展示会「ひじおりの灯」を開催しています。学生・卒業生たちが描く灯籠絵は夏に張り替えられ、大蔵村の夏をうたう風物詩として、宵闇の温泉街をほのかに照らしてきました。10年目を迎える今年も、旅館や商店、湯治部屋や旧郵便局舎を会場に、大学院生や卒業生有志ら若手作家16名が描いた新品を含む美しい灯籠絵44景を点灯します。

また、今夏のメインビジュアルには、「山形ビエンナーレ2016」参加アーティストであり、東北芸術工科大学大学院博士課程在学中の画家・田中望さんが描いた「たまふゆ」(2014)、「こけしのゆめ」(2015)の2つの灯籠絵が登場。〈これからの10年〉に向かって灯籠を担いで歩く肘折の子どもたちとともに、表情豊かなうさぎたちや肘折こけしが灯籠絵から飛び出し、肘折に湧き出るお湯のようにじんわりあたたかく、生命感あふれるリズミカルなポスターとなっています。

8/6[土]より肘折温泉街にて点灯。8/11[木・祝(山の日)]には、灯籠絵の制作者が描いた思いを語らうアーティストトーク「肘折絵語り・夜語り」を開催いたします。湯治場と絵画のコラボレーション。10年目の夏に灯る“仙境霊湯”の絵物語を、ぜひお楽しみください

Artwork: Nozomi Tanaka
Photo:Yasushi Kobayashi + Art Direction & Design: Satoshi Suzuki(FLOT)

 

肘折温泉×東北芸術工科大学
第10回灯籠絵展示会「ひじおりの灯2016」

会期:2016年8月6日[土]→8月28日[日]18:00~20:30(会期中無休)
会場:山形県最上郡大蔵村肘折温泉(温泉街、旧肘折郵便局舎、つたや金兵衛湯治部屋)

新作出品=浅野友理子、石原葉、金子富之、辛遊理、後藤拓朗、佐々木優衣、佐藤真衣、鳥潟由子、羽賀文佳、原田圭、久松知子、藤原美咲、古田和子、松澤幸治、山口裕子、美術科版画コース

ARTIST TALK 「肘折絵語り・夜語り」
2016年8月11日[木・祝「山の日」]19:30~21:00
肘折温泉街(集合:旧肘折郵便局舎前)/灯籠出品者×宮本武典(キュレーター)

主催=肘折地区、東北芸術工科大学
共催=大蔵村
企画=東北芸術工科大学地域連携推進室、ひじおりの灯実行委員会

関連リンク
肘折温泉郷HP:http://hijiori.jp/
ひじおり旅の手帖:http://hijiori.jp/tabi/
美術館大学センター「ひじおりの灯」Blog:http://blog.tuad.ac.jp/hijiori/
twitter:@hijiorinohi

この秋は、「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」でも再点灯します。

会期:2016年9月3日[土]→9月25日[日](9/5、9/12のみ休)
点灯:9:00~16:30
会場:山形県郷土館「文翔館」2階ギャラリー

ARTIST TALK 「肘折絵語り・夜語り」
2016年9月3日[土] 15:30~16:30/灯籠出品者×宮本武典

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