9月の「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」での発表を含め、ファッションブランド spoken words projectが安部公房著「砂の女」をオマージュとして制作したコレクションの展示会が、10月25日~30日まで東京・渋谷ヒカリエにて開催されます。
会場には、”続”と題された「砂の女」をモチーフとする春夏のコレクションの他、ビエンナーレ会期中に文翔館の中庭で雨風にはためいた作品群や、山形県内の企業やクリエイターとコラボレートし制作したニットやバッグなども並び、「砂の女」のストーリーが、服、ジュエリー、香りなど様々な角度から表現されます。
spoken words projectによる「砂の女」の最後の舞台、秋の山形ビエンナーレから続く物語をぜひご体感ください。
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(以下、spoken words project WEBサイトより掲載)
通年のテーマとして安部公房著「砂の女」をテーマにし3月に東京、9月に山形ビエンナーレと発表を続けてきました。
その最終版を「続・砂の女」とし東京にて展示会を行います。
「砂の女」のインスピレーションが服はもちろんジュエリーやフレグランスなどの多々なる小物達も作らせました。
それらすべてを一同に揃えそれが出来るまでの構想や経緯などもお話いたします。
「続」と銘打ちその続編を想像させるアイテム達。
この続編は現代版「砂の女」であり今を生きる僕らのことでもあるのです。
【展示会詳細】
期間:2016/10/25(火)〜30(日)
場所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階 8/(ハチ)
渋谷Hikarie 8F Creative Lounge MOV showcase-aiiima
タイムスケジュール:
10/25(火)〜28(金)
11:00-18:00 for Buyer/18:00-20:00 for Friends
10/29(土)〜30(日)
11:00-20:00 Friends only(※最終日は19:00まで)
※2017年春・夏の新作展示受注会です。
※バイヤー、プレスの方はお手数ですが事前にアポイントをお願いいたします。
※一般のお客様は〈for Friends〉の時間帯にお越しください。アポイントは不要です。
spoken words project / (スポークン・ワーズ・プロジェクト)ファッションブランド。多摩美術大学染織デザイン科卒業の飛田正浩を代表とするファッションブランド。在学中より様々な表現活動を「spoken words project」として行う。卒業を機に「spoken words project」をファッションブランドに改め、1998年東京コレクションに初参加。手作業を活かした染めやプリントを施した服づくりに定評があり、最近ではアーティストのライブ衣装や舞台美術、テキスタイルデザインも手掛け、ファッションの領域を超えて活動中。2012年には、東北復興支援の一環で行われたワークショップ、「キッズアートキャンプ山形2012」に招聘される。