いのちの学校/土と人
前回のモニター越しの芸術祭を経て改めて感じたのは、リアルに人と人が出会うことで発するエネルギーや解像度の高さは、仮想空間では得られないということでした。音楽ライブ、パフォーマンスで構成する「いのちの学校」は今回、対面で行います。テーマは「commons」。ポストコロナにおける新しいコミュニティのかたち、共有空間を探っていきます。
やまがたクリエイティブシティセンターQ1のフードラボ、アートスペースを会場に料理家、アーティスト、音楽家、研究者など様々なジャンルの表現者と参加者が一体となり、食とアートのプログラムを展開します。エントランス広場では県内外の伝承野菜やオーガニックフードのマーケット「土と人」が広がり、Q1の屋内外を横断しながらいのちのcommons(共有地)を創っていきます。
最終日は会場を山形市中央公民館ホールに移し、ブラジルのギタリスト、ヤマンドゥ・コスタと青葉市子のライブでこの芸術祭の幕を閉じたいと思います。
担当キュレーター=岩井天志
グラフィックデザイン=梅木駿佑(アートディレクター)
会場=やまがたクリエイティブシティセンターQ1、山形市中央公民館ホール
参加予定アーティスト
青葉市子(音楽家)、池上恵一(マッサージ芸術家)、市村隼人(サウンドアーティスト)、稲葉俊郎(医師/山形ビエンナーレ芸術監督)、上野雄次(花道家)、umui(料理人)、OLAibi(アーティスト)、川上謙(建築家)、橘田 優子(植物染色作家)、コウノリ(サンシャインジュース代表)、コムアイ(アーティスト)、鶴田真由(女優)、中山晃子(アーティスト)、成瀬正憲(山伏/採集者)、野村友里(eatrip主宰/料理人)、haruka nakamura(音楽家)、船越雅代(料理家)、ホアン・マヌエル・カストロ(バイオアーティスト)、マツーラユタカ(物書き料理家)、ミスミノリコ(暮らしの装飾家)、ヤマンドゥ・コスタ(ギタリスト)、R∞∞T LAB.(勝見淳平、瀬藤康嗣、マイケル・フランク)
キュレータープロフィール
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- 岩井天志(Tenshi Iwai)
- クリエイティブ・ディレクター。1971年生まれ。多摩美術大学卒業。アニメーションディレクター、映像ディレクターとしてCM、MVを制作。2011年よりアートイベントのディレクションやブランディングなどクリエイティブディレクションを行う。主な仕事に山形ビエンナーレキュレーター(2014年、2016年、2020年)、VisionVillage(韓国)のアートディレクション、イベントディレクション(2014〜2017年)、安藤忠雄『森の教会』(韓国)のアートディレクション/映像ディレクション、『熊谷和徳×高木正勝』(東京・京都ライブツアー)プロデュースなど。2018年よりサスティナブル、オーガニック、フェアトレードのコミュニティづくり『土と人』をスタートする。
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いのちの学校/土と人
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お日さま農園、おいしいファーム、マルモ、SLOWJAM × littleJAM、cookiegirl&ties、くらしnoie蔟 、プルピエ、mountain△grocery、森の家・リンゴリらっぱ、Fattoria AL FIORE ファットリア・アルフィオーレ、Impro Taichi 4、FARM OCHI、伊藤利彦+月のぱん屋、桜舎、森の美術館内「正藍染工房 / imacoco citta 農園」、森の美術館内「たべることくらすことSOW」、山形おきたま産直センター、庄内協同ファーム、慢瑤茶、スパイス屋tikka、ペネタ、かいごはん、SLOWJAM × littleJAM、Day&Coffee
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9月10日(土)9月11日(日)9月17日(土)9月18日(日)11:00−16:00
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販売CQ1いのちの学校 /土と人
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