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2/10 2018年開催概要 第1弾発表!&座談会を開催

2月10日(土)に「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018」開催概要の第一弾を発表いたします。これにあわせ、芸術祭に関わるクリエイター、キュレーターによる座談会を開催いたします。


座談会のテーマは「芸術大学が考える地域とアートの展望」。芸術監督の荒井良二氏や、2018年4月より東北芸術工科大学学長に就任する中山ダイスケ氏など、芸術祭の核となるメンバーが集結し、今秋9月に開催する山形ビエンナーレ2018の展望や、アートとデザインが地域社会に何を生み出せるのか、その役割や可能性について語り合います。
開催テーマやメインビジュアル、参加アーティスト等も公開となりますので、ぜひ会場へ足をお運びください。

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座談会「東北芸術工科大学が考える地域とアートの展望」
日時:2月10日[土]11:00~12:30(申込不要)
会場:とんがりビル KUGURU(1F)
住所:山形市七日町2-7-23

[登壇]
荒井良二(山形ビエンナーレ芸術監督)
根岸吉太郎(映画監督/本学学長兼理事長)
中山ダイスケ(アーティスト/本学デザイン工学部長)
三瀬夏之介(日本画家/芸術工学研究科長)
宮本武典(キュレーター/山形ビエンナーレプログラムディレクター)
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なお、この座談会は、2月8日からスタートする市民との協働企画「市プロジェクト・ウィークエンド第3期」の会期にあわせて開催します。また、東北芸術工科大学の卒業制作展も同時期に開催しますので、ぜひ併せてご覧ください。

荒井良二と8組の家族による展覧会「山のヨーナ」
山フーズの「ゆらぎのレシピ」展
東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展



Photo by Kohei Shikama

荒井良二(あらい・りょうじ)
アーティスト/絵本作家/芸術監督
1956年 山形県生まれ。東京都在住。日本大学芸術学部卒業。
1991年、『ユックリとジョジョニ』で世界的な絵本の新人賞、エズラ・ジャック・キーツ賞にノミネート。その後、『ルフランルフラン』で日本絵本賞を、『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を受賞。2005年にはアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞する。その他、ボローニャ国際児童図書展特別賞、小学館児童出版文化賞、講談社出版文化賞など受賞多数。2010年と2012年に郷里の山形市で『荒井良二の山形じゃあにぃ』を開催。みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2014・2016・2018芸術監督。


根岸吉太郎(ねぎし・きちたろう)
学校法人東北芸術工科大学理事長/東北芸術工科大学学長
1950年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇学科卒業。
1978年、映画監督デビュー。1981年『遠雷』では、ブルーリボン賞監督賞、芸術祭選奨新人賞を獲得。2006年には『雪に願うこと』が東京国際映画祭でグランプリ、監督賞をはじめとする史上初の四部門を受賞。その他にも『絆』(1998年)、『透光の樹』(2004年)、『サイドカーに犬』(2007年)など様々なジャンルの作品を手掛ける映画監督として活躍中。『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』(2009年)で、モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞受賞。2010年、紫綬褒章受章。


中山ダイスケ(なかやま・だいすけ)
東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科教授/同学科長/デザイン工学部長
1968年、香川県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科中退。現代美術家、アートディレクター、(株)daicon代表取締役。
「コミュニケーション」をテーマに、絵画、写真、ビデオ等を発表、現代美術の新世代の旗手として国際的に注目される。また、共同アトリエ「スタジオ食堂」のプロデュースに携わり、アートシーン創造の一時代をつくった。1997年ロックフェラー財団の招待により渡米、2002年まで5年間、ニューヨークをベースに活動。1998年第一回岡本太郎記念現代芸術大賞準大賞、台北(台湾)、リヨンビエンナーレなどの国際展に選出されるなど、展覧会、受賞多数。またファッションショーの演出や舞台美術、店舗などのアートディレクション、商品開発、コンセプト提案など、美術以外の活動も幅広い。山形県産果汁100%のジュース「山形代表」シリーズのデザインや広告をはじめ、行政機関や地域音楽団体、スポーツ団体等との連携プロジェクトなど、「地域のデザイン」活動も活発に展開している。
2018年4月、東北芸術工科大学学長就任予定。


三瀬夏之介(みせ・なつのすけ)
東北芸術工科大学美術科日本画コース教授/大学院芸術工学研究科長
1973年奈良県生まれ。
2009年VOCA賞を受賞。作品は和紙と墨、金箔など日本画の素材を用いて大画面を構成し、伝統的な素材を用いつつも、現代性をもった大きなイメージとなっている。現在は東北地域における美術のあり方を問うプロジェクトを展開している。
主な展覧会は、「MOTアニュアル2006 No Border「日本画」から/「日本画」へ」(2006・東京都現代美術館)、「Kami. Silence – Action (2009・ザクセン州立美術館)他。「東北画は可能か?」主宰。2018年4月、東北芸術工科大学芸術学部長就任予定。


宮本武典(みやもと・たけのり)
東北芸術工科大学准教授/主任学芸員
1974年奈良県奈良市生まれ。
武蔵野美術大学大学院で絵画を学び、海外子女教育振興財団派遣教諭(泰日協会学校/バンコク)、武蔵野美術大学パリ賞受賞により渡仏(Cité Internationale des Arts)、原美術館学芸部アシスタントを経て、2005年に東北芸術工科大学(山形市)へ。現在、同大学主任学芸員・大学院准教授。
展覧会やアートフェスのキュレーションの他、地域振興や社会貢献のためのCSRや教育プログラム、出版活動などをプロデュース。とんがりビル「KUGURU」キュレーター、東根市公益文化施設「まなびあテラス」芸術アドバイザー。
みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2014・2016・2018プログラムディレクター。

主催:東北芸術工科大学
会場:山形県山形市七日町2-7-23 とんがりビル
アクセス:山形駅からバスで七日町バス停まで約10分、バス停から徒歩で約4分。駐車場はありません。周囲の有料駐車場をご利用ください。

お問い合わせ:
山形ビエンナーレ事務局(東北芸術工科大学地域連携推進課)
〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
TEL:023-627-2091
→ お問い合わせフォーム

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