山形郷土館「文翔館」議場ホールで7夜にわたり開催される音楽部門ライブに、タップダンサー 熊谷和徳の出演が急遽決定いたしました。
オーチャードホール(東京)での凱旋公演(9/12,13)でも大成功をおさめた熊谷和徳が、次は自身のルーツである東北で縄文の音を響かせます。
山形ビエンナーレ音楽ライブ第5夜の10/12。熊谷和徳のタップとJimanicaのドラムによる『縄文の祭祀』をぜひこの機会に。
熊谷和徳
77年仙台市生まれ。Tap Dancer, Hoofer.
15歳でタップをはじめ19歳で渡米。NYU心理学科に通いながら、ブロードウェイのショウ『NOISE/FUNK』の養成学校でプロフェッショナルなト レーニングを受ける。惜しくもVISAの関係で出演は果たせなかったが、同時期グレゴリーハインズに出会い絶賛される。
その後NYの地下鉄、ストリートからニッティングファクトリーのようなJAZZ CLUBまで独自の活動を広げ、NYタップフェスに9年連続出演。NYタイムス等にも度々取り上げられ、VILLAGE VOICE紙では『日本のグレゴリーハインズ』と評された。
06年、米ダンスマガジンにおいて『観るべきダンサー25人』のうちの一人に選ばれる。現在ではNYと日本を2大拠点とし、日本では日野皓正、coba、 上原ひろみ、金森穣、ハナレグミ、DJクラッシュ等との革命的セッションを提示。ソロ公演では青山円形劇場、シアターコクーン、国際フォーラムを即日 SOLD OUTにするタップダンサーとしては異例の動員数をもつ。06年にはMIHARA YASUHIROミラノコレクションの音楽をすべてTAPの音で演出。07年から09年にかけてはタップのルーツであるアフリカセネガル、更にはパリ、ド イツなど活動の幅を広げる。近年はさらに別ジャンルとのコラボにも積極的に進出し、2010年8月には東京フィルとの画期的なコラボ 『REVOLUCION』を大成功に導いた。2011年、自身のリーダーバンド”K.K.QUINTET”を結成。
現在は東京に自身のスタジオを持ち、後進の育成KAZ TAP COMPANYとして日本全国でのワークショップを行いTAPの未来を切り開き続け、その独自のタップは唯一無二なアートとしてさらに進化している。
そして2014年5月、TAP界のアカデミー賞とも言えるフローバート賞を日本人として初めて受賞。
◎熊谷和徳ホームページ
http://www.kazukumagai.net/
◎ライブチケットのご予約
http://biennale.tuad.ac.jp/live/